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この文書について...
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疑似指数 Q and A
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Q3.さらに、このWは非可測な集合になるのでしょうか?
付録
が可測集合で、その測度
が有限ならば、
は
の連続関数であることの説明を補足しておきます。
の定義関数
を
で定義します。すると、
は定義関数の積分としてあらわされます。実際、
とおきますと、
であることがわかります。
補題 4.1
(
収束),
なら、
という補題をもちいますと、あとは次のことを示せば十分です。
補題 4.2
(Lebesgue の定理(平行移動の
連続性))
なら、
証明は
を階段関数で近似して、階段関数に対して上の補題が成り立つこと (これはほとんど明らか)に帰着させます。 詳細は、例えば溝畑茂先生の「偏微分方程式論」の 一番最初のほう(補題1.1)にも証明があります。
2002年10月9日