中間体をうまく用いると、多項式の既約性の問題がやさしくなる場合がある。
一般に、体
から 他の体
への同型
が与えられているとき、
をつぎのように
から
への同型に伸ばすことができる。
これをこの講義では仮に
とかくことにする。(一般的な記号ではない。)
この定理を用いれば、例6.2の
の既約性はもっと簡単に示すことができる。
i)
の
上の最小多項式をもとめ、
実際にそれが既約であることを示しなさい。
さらに、
と共役な
の元をすべて
もとめなさい。
ii)
の
上の最小多項式をもとめ、
実際にそれが既約であることを示しなさい。
さらに、
と共役な
の元をすべて
もとめなさい。