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UBASIC について

UBASIC を起動するには,DOS のコマンドラインから

     ub
と打つ.行の終りでは [リターン] (または [Enter], [改行]) する. UBASIC を終了するには
     system
と打つ.これで DOS に戻る.

これから UBASIC というプログラミング言語を使ってコンピュータに仕事をさ せることを習得してもらう.ここに解説することだけマスターすれば十分だ. あとはマニュアル [1]を必要なときに面倒がらずに参照すればよい.

UBASIC はプログラミング言語だ. プログラミング言語はいろいろあるけれど その中の BASIC という言語の 一つだ. UBASIC の文法にのっとって命令(群)を書いて それを UBASIC の処理系に 食わせてやると,コンピュータは命令された通りの仕事を実行してくれる.

UBASIC は 基本的には命令を1行ずつ解釈して機械に仕事をさせる (こういうものを interpreter という). だから電卓のように,1行ずつの命令を次々に実行させる使い方ができる. 次のセクションで これを解説する.

その他に,1行1行に行番号を付けておいて,これら複数の行から成る命令群 (これをプログラムという) を一気に実行させることもできる. 複雑な処理をさせたいときなど,その処理の手続きを UBASIC の文法で書いた プログラムを作っておいて,それを一度に解釈・実行させる方が良いことが多 い.プログラムの書き方は次の次のセクションで解説する. プログラムを書くことをプログラミングという.

なお次のセクションで説明する電卓的な使い方の中の命令の書き方は, プログラムの中でも通用するので省略せずに目を通すこと.



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