を体とする。不慣れな

または
と考えてもよい。
,
を
上の有限次元ベクトル空間、
,
を
それぞれ
,
の基底とする。
,
である。
このとき、形式的な元
次元の
-ベクトル空間を
で書き表し、
と
のテンソル積と呼ぶ。
言い換えれば、
とは形式的な和
例えば
であれば
![]() |
|
![]() |
つの元を基底とするベクトル空間が
である。
四角で囲うのはいかにも大仰である。しかも
という
記号は要するに
にしか関係しないので
とでも書いておけばそのほうがラクなぐらいだ。
下を参照のこと。
,
を
上の有限次元ベクトル空間、
,
を
それぞれ
,
の基底とする。
と
のテンソル積
が、次のように定義される
は双線形である。すなわち、
.
.
.
.
これで、有限次元のベクトル空間のテンソル積については
(基底さえとれば)おしまいである。