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線形代数学II No.9要約
今日のテーマ:
行列の対角化。
今回も引き続き、行列は複素数体
上で考える。
次正方行列
に対して、
の固有多項式
の根が
の固有値。
が
の固有値
が非自明な解を持つ。 この解が
の(固有値
に属する) 固有ベクトルである。
に対して、
という等式を得たならば、それらを並べる(連結する)ことができる。じっさい、
をもちいて、
但し $D=diagonal(&lambda#lambda;_1,&lambda#lambda;_2,...,&lambda#lambda;_k)$
と書ける。 ここのところは、
が
により、
と比べられることを意味している。
とくに、
の固有ベクトルたちで、
個の一次独立なものが見つかれば、
を対角化できる。