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代数学 IA No.5要約
《有限群の部分群(オイラー・ラグランジュの定理)》
命題 5.1
の部分群
の元の個数は必ず
の約数である。
状況を観察するために、次の例を考えよう。
一般の群についても同じようなことが言える:
定理 5.3 (オイラー・ラグランジュ)
有限群
の部分群
が与えられたとする。このとき、
-
は
の形の部分集合の互いに交わらない和集合である。
- 各「クラス」
の元の数は
の元の数と等しい。
- 異なる「クラス」
の数(上の
のこと)を
と書くことにすると、
が成り立つ。
2017-05-11