第4回目の主題 :
以下は中学生レベルの問題である。 問題が易しくなり過ぎない範囲で出てくる数値を変更してから その答を ruby で求め、 問題文及び解答をTeX で作成(ファイル名はks04.tex)し、 メールせよ。
$a_1$
のように
すべて $
でくくるべし。
\begin{enumerate} \item \item \item \end{enumerate}番号は自動的につけてくれる。
a_1
で下付き添字を表現。
\frac{}{}
で分数を。
$\alpha, \beta$
などで表示される。
TeX ファイルで
\vskip\baselineskip
→ 1行あく。
\vskip5\baselineskip
→ 5行あく。
(もちろん5のところは別の数字に置き換えて使える。)
※ 時間が余った場合にはTeX に関するいろんな技を試して レポートに盛り込んでよい。
|
◎ruby について。
日本生まれのプログラミング言語。日本語の文字列の扱いなどが非常に優れている。 本講義では大きな数(整数)の演算が簡単にできるのでこれを用いる。
+,-,*
がそれぞれ和、差、積を表す記号である。
2**5
のように **
を用いる。(TeX では $2^5$
と ``^
'' を用いて書くのであった。)
/
は商を表すが、整数/整数 は商の整数分を返す。
123.0/234.0
のようにわざと小数点をつけて
小数の演算であることを明示するのが易しい。
ファイルの入力
irb に入力するのは楽だが、毎回おなじような計算をするような場合には ruby にかますコマンドをひとつのファイルに書き込んで、 irb で load するのが良い。
具体的には メモ帳(あるいはほかのテキストファイル作成ツール)で a.rb というファイルを次の内容で作る。
# # から始まる行は ruby は無視するので書いても書かなくてもよい。 # print 7*25 # print は、ruby に表示させるコマンド。 # 下のように略して p でもおなじことが出来る。 p 7*25 #
irb で a.rb を実行するためには load("a.rb")
とやれば良い。