をみたすときにいう。 後半の を に置き換えることにより、 (広義)単調増加関数が定義される。
たまに狭義単調増加の条件を 「 」 と同じと勘違いしている学生を 見かける。数列の時の類推であろうが、これはもちろん間違い。 を考えてみれば良い。(ウラ面の図も参照)
の逆関数
が存在する。 さらに、この は連続で、かつ狭義単調増加である。
と書く。 つまり は を満たす唯一の正の実数である。
がなりたつ。
ゆえに、 は 乗して になる実数である。 そのような実数は唯一つ、すなわち しかないのであるから、 両者は等しい。
がなりたつ。
が成り立つ。
逆関数の別の例を挙げよう:
参考までに定義 12.1 の下の注意で述べた のグラフを 載せておこう。