多変数関数の(リーマン)積分(3) 変数変換。
次の定理は行列式の幾何学的意味を与える。
がなりたつ。
(対角行列) |
(「シフト」行列) |
の開集合 が与えられていて、 写像 が -級のとき、 は の各点 において で 近似されるのであった。したがって、
がなりたつ。
行列式
のことを変換のヤコビアン(Jacobian)と呼ぶ。
上の積分
を計算せよ。
注意、定理の一般の状況にあわせるために、 変数名として をもちいたが、 上の問題はアカラサマに「極座標」への変換であるから
上の積分
を変換