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解析学 IA演習 No.6
問題 6.1
は 0 以上の整数とする。 二変数関数
にたいして、 二階偏導関数
,
をそれぞれもとめよ。
(但し
は (
が 0 であるかどうかに関係なく)
であると 本問では約束しておく。)
問題 6.2
二変数関数
にたいして、 二階偏導関数
,
をそれぞれもとめよ。
問題 6.3
(各1)
を
で定義する。このとき,
は
で連続であることを証明しなさい。
が、
をみたすとき、
を求めなさい。
について、
を求め、つづけて(前問と併せて)
を全ての
について求めなさい。
について、
を求めなさい。
と
とをそれぞれ求め、 両者が等しいか確認しなさい。
補題 6.1
(絶対積分評価)
閉区間上の(ベクトル値)関数
が区分的に連続(すなわち、
の有限分割が存在してそのそれぞれの区間で連続) であるとき、
問題 6.4
(各1)
定数関数
に対して上の補題を証明しなさい。
と
が与えられていて、
で定まるような関数
に対して、上の補題を証明しなさい。
一般の 区分的に定数であるような関数に対して、上の補題を証明しなさい。
一般の区分的に連続な関数については、 上の問題の極限として補題が証明される。 以下の問題では、とくに断らない限り、絶対積分評価を用いて良い。
問題 6.5
(各1)
を
で定義する。このとき、
を満たすような
を一つ求めなさい。 (以下本問では
といえばこの関数をさす。)
が任意の
について成り立つことを証明しなさい。
が任意の
について成り立つことを証明しなさい。
を満たすような
を一つ求めなさい。
の 0 での二次近似を求めなさい。すなわち、
なる
を求めなさい。
問題 6.6
(各1)
を
で定義する。このとき、
を満たすような 二変数
値関数
を一つ求めなさい。
が任意の
について成り立つことを証明しなさい。 ただし、
のときには 右辺の値は 0 と約束する。
一階偏導関数
をそれぞれ求めよ。
二階偏導関数
を それぞれ求めよ。
の 0 での一次近似を求めなさい。 すなわち、
をみたす
を求めなさい。
の 0 での二次近似を求めなさい。
(その定義は類推するか、講義を参照)
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2009-05-27