をみたす を一つ挙げ、実際にその が 上記の性質を満たすことを示しなさい。 (二項定理を証明なしに用いても良い。)
と置けば良い。 実際、このとき、 とおいて、
とすると
(あ) | ||
(い) |
(う) |
(解説)
◯ 数学では二項定理のさい のような組合せの記号より を用いることが多い。その理由は
のような式を扱う際に明らかになる。
◯ 上の解答で、
でももちろん構わない。ちょっと泥くさい感じにはなるが。
◯ 単に が連続であるという事実だけならば
を満足するような正の実数 の例を ( を用いて)挙げよ。
をみたす を一つ挙げ、実際にその が 上記の性質を満たすことを示しなさい。
(解答)
(1)
とおけば良い。じっさい、このとき なる任意の実数 に 対して、
がなりたち、ゆえに であるから。
(2)
とおけばよい。 実際、このとき、 とおいて、
とすると
(い) | ||
(ろ) |
三角不等式 | ||
(解答) まず
であることに注意する。
任意の正の実数 に対して、 正の実数 を で定める。 このとき、 なる任意の に対して
ARRAY(0x8e73c50)ARRAY(0x8e73c50)ARRAY(0x8e73c50)