がなりたつときにいう。
極限の定義により、上の定義は次のように言い換えられる。
の場合を考慮に加えると、次のような定理がなりたつことがわかる。
(☆)
上の定義で、 は と の距離、 は と の距離であることに注意する。上の定理による連続性の「定義」は 多変数関数や、距離空間のあいだの写像の連続性の定義に そのまま一般化することができる。
上の定理は「定理」ではあるが、 連続性の定義における `` '' の「例外的な扱い」を取り除いてむしろ 自然な形をしている。そこでこの講義ではもっぱら連続性を確かめるには 上の定理の(☆)で判定することにする。
を満たす正の数 の例を挙げ、 実際にそれがなりたつことを確かめなさい。
を満たす正の数 の例を挙げ、 実際にそれがなりたつことを確かめなさい。
◎ の否定。
一般に、
したがって、(☆)の否定、すなわち、 「 が で連続でない」ことは、 次のように書き表すことができる。
(★) かつ
で定義するとき、 は で連続ではないことを証明しなさい。