 
 
 
 
 
   
前回までに、
and, or, not,  ,
,  ,
,  という記号について
解説した。これらには簡単な計算規則があって、それらを知っていれば
真理表などを使わなくても論理展開の正しさが楽にわかる。
以下、簡単のため
 という記号について
解説した。これらには簡単な計算規則があって、それらを知っていれば
真理表などを使わなくても論理展開の正しさが楽にわかる。
以下、簡単のため  and
 and  を
 を 
 ,
,  or
 or  を
 を  と書くことにする。
 と書くことにする。
 がどのような命題であっても、つぎのことが成り立つ。
(ただし、等号は両方の真理値が一致することを表す。)
 がどのような命題であっても、つぎのことが成り立つ。
(ただし、等号は両方の真理値が一致することを表す。)
 
 
 
 
 
証明には真理表を用いればよい。 どれも日常語で考えれば易しいことである。
 
 
上のような記号列は、単に「見る」だけではなくて 「声に出して読む」習慣をつけるとよい。 「(xまたは y) の否定は、 (xでないか、または yでない。)」 等々。
 の否定。)    
変数
 の否定。)    
変数  についての
命題
 についての
命題  について、つぎのことが成り立つ。
 について、つぎのことが成り立つ。
 
 
 
 
を、真理表を用いるか、または上述の公式を何度か用いることにより、 証明しなさい。 (余力のある人はこの等式の意味も考えてみると良い。)