今日のテーマ
このようなタイプの群は他にどのぐらいあるのだろうか。
次の命題は前回の定理の整理(言い換え)である。
逆に、群 および
から
への群準同型
が
一つ与えられると、
それらのデータから
を構成することができる。すなわち、
は、直積
に次の乗法を導入したもの
と
同型である。
上のように整理しておくと、 が巡回群であるような半直積
を構成する問題は、
の群自己同型がどの程度あるかという問題に帰着される。