 
 
 
 
 
   
今日のテーマ
 
 
 と
 と  との半直積である。
すなわち、
 との半直積である。
すなわち、
 
このようなタイプの群は他にどのぐらいあるのだろうか。
 から
 から  への同型の全体はそれ自身写像の合成を
演算として群をなす。これを
 への同型の全体はそれ自身写像の合成を
演算として群をなす。これを  の自己同型群と呼び、
 の自己同型群と呼び、 
 で
書き表す。
 で
書き表す。
次の命題は前回の定理の整理(言い換え)である。
 の「ひねり」を考える。
 の「ひねり」を考える。  を一つ固定して、
 を一つ固定して、
 
 が
 が  の正規部分群だから
うまく定義されて、)
 の正規部分群だから
うまく定義されて、)
 から
 から  への群自己同型すなわち
 への群自己同型すなわち 
 の元になる。
これを
 の元になる。
これを  とかく。
 とかく。
 を
 を 
 で定義すると、
 で定義すると、
 は群準同型である。
 は群準同型である。
逆に、群  および
 および  から
 から 
 への群準同型
 への群準同型  が
一つ与えられると、
それらのデータから
 が
一つ与えられると、
それらのデータから  を構成することができる。すなわち、
 を構成することができる。すなわち、
 は、直積
 は、直積  に次の乗法を導入したもの
 に次の乗法を導入したもの 
 と
同型である。
 と
同型である。
 
上のように整理しておくと、 が巡回群であるような半直積
 が巡回群であるような半直積 
 を構成する問題は、
 
を構成する問題は、  の群自己同型がどの程度あるかという問題に帰着される。
 の群自己同型がどの程度あるかという問題に帰着される。
 から群
 から群  への群準同型の全体は、
 への群準同型の全体は、 の元の全体と一対一に対応する。
 の元の全体と一対一に対応する。
 から群
 から群  への群準同型の全体は、
 への群準同型の全体は、
 
 の約数であるような
 の約数であるような  の元)と一対一に対応する。
 の元)と一対一に対応する。
 から群
 から群  への群としての同型の全体は、
 への群としての同型の全体は、
 の位数
 の位数  の元の全体と一対一に対応する。
 の元の全体と一対一に対応する。
 
 が与えられたとき、半直積
 が与えられたとき、半直積 
 を与えるような「ひねり」
を与えることは、
 を与えるような「ひねり」
を与えることは、
 
 を与えると、
 を与えると、
 の生成元と関係式による表示が、
 の生成元と関係式による表示が、
 
 
 と、
 と、
